特にありません。

雑記。好きなことを書きます。

モンハンの呪いと中高生

モンハンの進化がスゴい。
最初にプレイしたときはいつだったろうか。

中学生のときの『モンスターハンターポータブル』だったと思う。
あの頃のモンハンは厳しかった。難易度もそうだが、やっている友人がいなかった。
自分の周りだけかもしれないが。

難易度は高いのに一人。
ポータブルなのに一人。
私は折角のPSPというプラットフォームを有効活用出来ていなかった。

なぜ『モンスターハンターポータブル2nd』からあんなにも流行っていたのだろうか。
鍵は学校にあると考える。
テレビcmで学生や社会人が集まって、実際にプレイする映像が使われだしたのもこの頃からだ。
時間が取りづらい&外で集まってプレイは人の目が...という社会人はともかく、
モンハンは中高生のコミュニケーションツール、意思疎通の道具として最適だったのだと思う。

モンハンを通じて友達に。
モンハンで仲良くなる。
モンハンが話題に。
そう聞くと聞こえはいいかもしれないが、あるいみ呪縛であると思う。
モンハンをやらなきゃいけないという呪縛だ。

中高生は未成熟である。
よって一人での行動を極端に避ける傾向にある。
身体的、精神的に出来上がっていない以上、互いを補いあう為に身を寄せ合うのは当然だ。

そういう意味で簡単に仲間に入れるモンハンは絶好の機会だったのだろう。

カプコンはこの中高生の心理を巧みに利用し
1人1台PSPとモンハン。という方程式を作り出した。

PCゲーム界隈では既に浸透していたであろう、協力プレイというフォーマットを輸入したのがスゴい。
当時からモンハンdosなどでネット協力はあった。

まだオンラインでの普及は難しいと踏み、
実際に集まってプレイ。
そして今回の『モンハンライズ』である。
個々の家庭のネット環境の土壌が出来、オンライン対戦、協力が当たり前になったこのタイミングでの導入。
明らかにポータブルのときに中高生だった世代を狙い撃ちにしている。

かくいう私もその策略にハマり、今もモンハンの虜である。
今の中高生はどうなのだろうか。
当時でさえ狂ったようにプレイしていたモンハンが、家にいながら好きなだけ友達とプレイできる。(当時もアドホックパーティなどで出来たが)

逃れられない楽しさと苦しさ。
いつになったら解放してくれるのだろうか。